我が子が目指す「目指せ甲子園!」の夢を叶えてあげたい!しかし、母親としてどんなふうにサポートしてあげればよいかわからない。
そんなふうに悩んでいるお母さんは多いと思います。
今回は、少年野球の母親の役割について「サポート」という観点からお話ししたいと思います。
少年野球の母親は我が子にとって一番の応援団です
我が子はいつどんな時も上手くいっていて、試合でもよい結果しか残さない。
そんなことってありますか?
よい結果しか残していないなら、お子さんは10割バッターということになりますよね。
事実、人は調子のいい時ばかりではありません、上手くいかないことだって当然あります。
失敗を繰り返し学んでいくことで成長していきます。
調子がよい時は母親であるあなたの機嫌がよい、調子が悪い時は機嫌が悪くなり我が子にその態度が出る。
一番身近にいるお母さんがそのような態度をとってしまっては、我が子は母親の顔色を見て野球をするようになってしまうことに繋がりかねません。
これまでそのようなご家庭を何度も見てきました。
上記のような家庭のお子さんは、いつもびくびくしています…。
「失敗したらどうしよう…」そんな気持ちがかえってよくない結果を生み出してしまってました。
ですので、いい時も悪い時も含め「いつもあなたのことを応援しているよ」という気持ちでお子さんに接してあげてください。
特別なことである必要はないのです。見守ってくれる人がいるという精神的な安心感があるお子さんは、結果が出ていない時でも継続して努力を続けることが出来ます。
「どんなときも一番の応援団でいてあげてほしい」私はあなたにそんな母親であってほしいと思います。
結果が出ていない時に我が子を追い詰めるような態度をしない
「今、調子が悪いな…結果が出ていないな…」その現実は選手である本人が一番わかっています。
そんな時にお母さんがやってしまいがちなこと「なんであそこで打てないのよ!あなたが打たないから負けちゃったじゃない!」などと試合の結果に対してくどくど文句を言う。
言葉だけではなくネガティブな態度で接する。
・我が子と口をきかない
・「はぁ…」などとため息をつく
もしあなたが結果が伴っていない我が子に対して、そのような態度で接しているのなら、お子さんは余計追い込まれてしまいます。
指導者やお父さんからもいろいろ言われているでしょう。そこでお母さんが更に追い打ちをかけるようなことはしてはいけません。
「我が子を信じる!」どんな時も一緒に寄り添う気持ち。我が子の一番の応援団であるあなたならきっと出来ると思います。
少年野球の母親が我が子のために今すぐにサポート出来ること
では、結果が伴っていない我が子に対して具体的にどのようにサポートしてあげればいいのでしょうか?
それは、特別なことである必要はないのです。
・いい時も悪い時も変わらず「おかえりなさい」と笑顔で迎えましょう。
・結果が伴わず沈みがちな時こそ、我が子の好きなおかずを作ってあげましょう。
よく、ホームランを打った時に、今日は「ステーキだ!寿司だ!」と盛り上がることがあります。
いい結果を残した時に、家族みんなで喜ぶ!
とても素晴らしいことですし、お子さんはますます自信がつくことでしょう。
また頑張ろうという気持ちにもなります。
しかし、結果が出ていない時にこそ、お母さんのサポートが必要なのです。
お子さんは母親に対して特別なことを求めているのではなく、自然な形でのサポートを求めています。
お子さんは、言葉にして「サポートを求めている」とは言わないでしょう。
「どんな時も応援してくれる存在がある」その存在を感じることが出来るからこそ頑張れるのです。
毎日の生活の中で、お子さんが自身の目標を達成しやすい環境を作ってあげることが大切です。
まとめ
今回は、少年野球の母親の役割について「サポート」の観点から注意点をお伝えいたしました。
・見守ってくれる人がいるという精神的な安心感があるお子さんは、結果が出ていない時でも継続して努力を続けることが出来る。
・結果が出ていない時に我が子を追い詰めるような態度をしない。
・毎日の生活の中で、お子さんが自身の目標を達成しやすい環境を作ってあげることが大切。
特別なことを考える必要はなく、身近なことでサポートしてあげましょう。一時的なサポートでなく継続して出来ることに意味があります。
あなたのお子さんが目指すべき目標を達することが出来るよう、私の経験をお話しすることで力になれればと思います。