よその子のことは冷静に見れるのに、我が子のこととなると熱が入りすぎて冷静さを失ってしまうことってありませんか?

冷静さを失ってしまう原因は、「我が家は失敗したくない、この子には失敗させてくない」との気持ちが働くからです。

人生、上手くいかないことや失敗することなんて何度もありますが、我が子のことになると別になってしまい、判断に迷いが生じたり、冷静に物事を見極められなくなってしまう。

過去、私も同じような経験をしました。応援する気持ちと現実の状況にギャップがある時に顕著に表れてしまいました…

今回は、当時の経験をふまえ甲子園を本気で目指す我が子を応援したい気持ちとは裏腹に、お母さんが無意識にやってしまいがちなことについてお話ししたいと思います。

甲子園を目指している子どもを応援したいなら、信じることがまず大事

今、お子さんは自身の夢を叶える為に、日々練習に励み努力を積み重ねていることでしょう。

当然、日々の努力が実を結び結果に繋がれば言うことはないのですが、いい時ばかりではないですよね。

そんな時にお母さんが過度の期待から「常によい結果」を求めてお子さんにプレッシャーを与えてしまってませんか?

失敗を受け入れない、認めない環境を作ってしまうと我が子は委縮してしまいます。

上手くいっていない時こそ見守ることが大事で、努力している過程を尊重してあげましょう。

「すぐに結果が出ないからダメ」ではないのです。日々、継続して努力を続けている我が子を信じて待つ。お母さんの信じる気持ちこそが我が子の大きな力になります。

甲子園を目指す子どもに言ってはいけない一言

チームメイトが活躍!試合にも勝利!しかし我が子は貢献できていない…

そんな時、あなたはどんな気持ちになりますか?

「試合には勝ったけど、全然活躍出来ていないし…このままだと出番なくなるかも」

心の中で、そんなふうに思ったことはありませんか?

ここで、我が子の一番の応援団であるお母さんに気を付けてほしいこと。

それは「ドリームキラー」にならないようにすることです。

「甲子園常連校に進学なんて、あなたには無理よ」

「そもそも甲子園に出るなんてあなたには出来ないわよ…」

「あなたの為を思って言ってるのよ」

こんな発言を結果が出せていないお子さんに向けないでほしいのです。

「あなたの為を思って言っている」といかにも当然のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、この言葉って結局、現状に留まらせて挑戦する気持ちを諦めさせる言葉ですよね。

やる気を出させるのも削いでしまうのも親がキーパーソンになっていることは少なくありません。それぐらい親の一言は子どもにとって影響力があります。

あなたのネガティブな発言がお子さんの「ドリームキラー」になってしまうことがある。

とくにお子さんの結果が伴っていない時には注意しましょう。

甲子園を目指すために子どもにとってはいけない態度とは

「今日は当番で遠征だったし、疲れたなぁ…」家に帰っても座る暇なく夕食準備やら洗濯やら、やるべきことが多くて全て終わったら12時過ぎていた…

そんな経験をあなたもしているのではないでしょうか?

かくゆう私も、息子が現役の頃はそうでした。試合内容にかかわらず、こなすべき家事はあります。

しかし、息子の調子がいい時と悪い時で、家事をする気持ちが全然違いました。

ある日、調子がよくない息子に対してこんなことを言ってしまったことがあります。

「しんどいのはあなただけじゃない、お母さんだってしんどいわ!!」

この瞬間、嫌な空気がもっと嫌な空気になりましたね…

どんなことがあっても応援していくと決めていたにもかかわらず、不甲斐ない息子にイライラして放った一言。

その一言を放ったからと言って、試合での結果が変わることもありません。むしろ更にネガティブな気持ちにさせてしまいました…

当時の私の経験から「子どもの調子の良さに左右され、態度に出てしまう接し方は、更に我が子を追い込んでしまうことなる」ということです。

親の機嫌で態度を変えない!一番の応援団であるお母さんに、心得ていただきたいと思います。

まとめ

今回は「甲子園を目指すために、子どもにしてはいけない注意点」についてお話しいたしました。

・失敗を受け入れない、認めない環境は、お子さんを更に委縮させてしまいます

・ネガティブな発言から自分がドリームキラーにならないようにする

・親の機嫌で態度を変えない

私も決して「良い母親」だとは言えない発言をしてしまったこともあります。だからこそ、当時の経験を踏まえ、あなたにお伝えしたいと思いました。

いい時ばかりではない、悩んでいるあなたと同じ気持ちだったことがあります。

この記事を書くことで、誰にも話せず悩んでいるお母さんの力に少しでもなれれば幸いです。