新型コロナウイルスの影響で、チーム練習が出来ない日々が続いていますね・・・
特に中学3年生の選手を持つお母さんは、我が子の進路について悩んでおられる方も多いと思います。
中学硬式野球のクラブチームに所属しているご家庭が、最初に入部を決めた背景は、このような目標があったからではないでしょうか?
- 「甲子園に出たい!」という我が子の夢を叶えてあげたい!
- 甲子園に出場するチャンスのある学校へ我が子を進学させたい!
- 明確な目標があるのに、どうすればいいのかわからない
時間に追われ、将来について我が子としっかり話をする時間が持てないまま、時だけが過ぎ夏を迎え、進路が決まっていない現実を目の当たりにして焦ってしまう・・・
そうならない為に、全体練習が出来ない今こそ早めに動いてほしい「中学硬式野球に所属する我が子の進路選び」について考える3つのポイントについてお話ししたいと思います。
中学硬式野球に携わる家庭が進路を決める際に最初にやるべきこと
何より高校で野球をする本人がどのような環境を望むのか?
そこは一番確認をしておきたい所です。
なぜなら、よく話し合いをしないまま進路を決めてしまうと、後になって「こんなはずじゃなかった」「本当は行きたくなかった」など後悔し、途中退部の原因となってしまうからです。
自宅から通える範囲の高校で野球をしたいのか?
県外の高校へ進学し、寮生活を送りながら野球をしたいのか?
どちらにもこだわることなく、とにかく「お声がかかった高校に進学したい」のか?
進学後のミスマッチを防ぐためにも、我が子の気持ちを確認しておきましょう!
今出来ることをやる!中学硬式野球の進路は情報を得ることが大切
志望校について(地方大会の戦績、同じ地区のライバル校など)
高校野球関連のホームページから得られる情報はたくさんあります。
たくさんあるのに実際に調べていないお母さんはいらっしゃいます。
私が所属しているチームでも、実際にこんなやりとりがありました。
「初めてだしよくわからないからチームにお任せで」
「そのうち大会に高校のスカウトが見にきてくれて声かけてくれると思うから」
完全に「待ち」の姿勢です。
本当に我が子の希望を叶えてあげたいのであれば、自分から動きましょう。
例えば、志望校の戦績やライバル校の戦績の情報は、高校野球のデーターを蓄積しているサイトで調べることができます。
県別の参加校の数もわかりますので「何回勝たないと甲子園にいけない」などの情報もわかります。
まずは、所属チームと進路の話しをする前に、自分自身で得られる情報は得ておきましょう!
希望する進路と中学硬式野球のチームのパイプを確認しよう!
よく耳にしませんか?
「〇〇ボーイズは〇〇高校とパイプがある。」
「〇〇シニアは〇〇高校に強い。」
本当にそんな話あるの?と思われるお母さん「実際にあります!」
逆のパターンも
「〇〇高校とのパイプは弱い」
「〇〇高校とのパイプは無い」
パイプによって進路の決まりやすさってあるの?
「はい、あります!」
高校野球は3年の夏までと考えると、実質2年半です。その短い期間に勝てるチームを作らなければなりません。
そう考えると高校野球の指導者は、硬式野球に最初から慣れている意識の高い選手の獲得を望む訳です。
そこで中学硬式野球の指導者と高校野球の指導者とのパイプが生まれます。
所属チームの先輩の進路を確認してみてください。
選手が毎年進学している高校は、チームとのパイプが強い高校であることがわかります。
ここで「パイプがない高校が志望校ですが、その場合は諦めなくてはいけないの?」となると思います。
いいえ、そんなことはありません。
ありませんが、特待で進学の条件が得られなかったりすることはありますので、所属チームと志望校のパイプについては事前に確認しておくことをお勧めします。
まとめ
今回は「中学硬式野球の進路について、今やっておくべきこと!」についてお伝えしました。
- 中学硬式野球の進路を決める際には一番に我が子の気持ちを確認しておく
- 希望する進路の情報について、自分で調べられる内容は予め調べておく
- 希望する進路と中学硬式野球チームのパイプを確認しておく
我が子の思いを叶えるために、お母さんが進路についてサポートできることはたくさんあります。
この記事が中学硬式野球に所属するお母さんにとって進路選択の一助になれば幸いです!